孤独なミニマリスト

If one person can be saved from suicide by talking about it with someone, especially if that someone is you...

「勉強する子供」と「勉強しない子供」

慣性の法則って知ってる?

 

動いている物体は動き続け、静止している物体は静止を続けようとする物理学の法則。

 

慣性の法則に従っている時の人間の心理状態は「快楽」だ。

 

塾のロビーで、2人の子供が「動作」をしていた。片方の子は授業が始まる直前までスマホで英単語を覚えようと真剣な表情で、もう片方の子はスマホでヒカキンの動画を見て笑っていた。

 

この2人の子供の「動作」には区別はあっても本質的な違いはなく、両方とも慣性の法則に従って「快楽」を感じながら、それぞれの動作を継続しているのだ。

 

片方の子供は難関私立中学の受験クラスで、片方の子供は公立中学に向けた補習クラスだ。

 

積極的に勉強をする子供はその状態を保ち続け、勉強を避けて遊ぶ子供もその状態を保ち続ける。格差社会や二極化は、このようにして形成されて行く。

 

真面目にやれば有益だと分かっていても、それが出来ない。明らかに有益性は無く、損害を被る可能性がある事がやめられない。

 

塾のバイトの後、倉庫の仕分けのバイトに行った。今日の現場は平均年齢が40歳前後だった。

 

みんな、「こんな仕事やってられるか!」って言う表情で仕事に従事し、上手くサボる事ばかり考え、面倒な作業はお互いに押し付けあう。休憩時間は、愚痴と不平不満を垂れ流す。

 

仕事終わりに数人と安居酒屋に行った。そこでも愚痴と社会に対する不平不満、それ以外に話す事はエロ(風俗店)とギャンブルの話。

 

白髪混じりのボサボサの髪型、薄くなった髪の毛、メタボ、小汚い服装、非衛生的な口臭と体臭、割り勘の金額を巡って口論する貧乏底辺労働者たち。もう、夢も希望もあったもんじゃない。こんな男たちと結婚したいと思う女なんて、どこにいる?

 

子供に「勉強しなさい!」って言うよりも、社会の底辺を認識させた方が効果的だろう。

 

俺も貧乏底辺労働者だからね。ほんとに、明日は我が身だって、いつも思ってる。だから低予算でも、最低限の身だしなみだけは整えている。

 

俺は、もう正社員で働くのって無理なんだよね。何かあったら簡単に職場を変える事が出来るフリーターの生き方しか出来ない。