孤独なミニマリスト

If one person can be saved from suicide by talking about it with someone, especially if that someone is you...

自殺願望をインターネットで発信する事について

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アパートの一室で男女9人の切断遺体が発見された、この猟奇的な事件のニュースに身震いした。報道によると、容疑者の男はSNS等を通じて自殺願望を持つ人たちを誘い出し、そして自殺志願者らを相次いで殺害したとの事。この容疑者の残酷性と心の闇の深さは、計り知れない。

 

今回の事件の被害者のひとりの女性のツイッターに、「死にたいけどひとりだと怖い。だれか一緒に死んでくれる方いましたらDMください」と書き込まれていたとの事。自殺したい気持ちを打ち明ける事が出来る「相手」が身近になく、SNSで自分の辛い気持を受け止めてくれる「誰か」を探していたら、事件に巻き込まれてしまったのだろう…。

 

SNSは情報発信の敷居を低くし、不特定多数の「誰か」との出会いを容易にした。それ自体は良い事でもあるが、そこに大きなリスクも潜んでいる。

 

うつ病や自殺願望、その他の精神的な悩み等を抱えながら孤独に生きている人は、インターネットを通じて自分に共感してくれる「誰か」を求める。そして、世の中には、そのような人たちを餌食にする事を企む人たちもいる。今の時代、インターネットの活用に関するリスクやリテラシーについて、義務教育の段階でしっかりと教えるべきだろう。

 

SNSがきっかけで事件が発生しても、「自殺したい」と願う気持ちをSNSで発信する人は、後を絶たない。身近に自分の気持ちを受け止めてくれる人がいないからだ。

 

たったひとりでも無条件に自分の気持ちを受け止めてくれる人が、身近にいてくれたら、心にどんな深い傷を負っても人は前に向かって歩いて行ける。

 

If you are feeling suicidal now, please stop long enough to read.

 

You are still alive. It means that even while you want to die, at the same time, some part of you still wants to live. 

 

While it certainly may feel like you are alone sometimes, help exists for you, around every corner, as long as you are looking for and open to it.

 

So you are not alone. You do not have to be alone.